WHO「週55時間以上の労働は深刻な健康リスク。脳卒中35%増、虚血性心疾患17%増。特に東アジアはヤバい」

Long working hours are a killer, WHO study shows
https://www.reuters.com/world/long-working-hours-are-killer-who-study-shows-2021-05-17/

「週に55時間以上働くことは、深刻な健康被害です」と、WHOの環境・気候変動・健康局の責任者であるマリア・ネイラは述べています。

WHOと国際労働機関が作成した共同研究では、ほとんどの犠牲者（72％）が男性であり、中年以上であることが示されました。 多くの場合、死は、労働時よりもはるかに後の人生で、時には数十年後に発生しました。

また、東南アジアと西太平洋地域（中国、日本、オーストラリアを含むWHOが定義した地域）に住む人々が最も影響を受けていることも示しました。

全体として、194か国のデータを利用したこの研究では、週55時間以上の労働は、35～40時間と比較して、脳卒中のリスクが35％高く、虚血性心疾患による死亡のリスクが17％高いとされています。