１６８㎝　１４１㎏なんだけど、電車で座るとスゲー周りからの視線がキツイ・・・・・　座ったっていいだろ別に

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五輪新競技に熱視線　

スケートボード、３人制バスケ…　普及へ設備整備も
東京五輪で新競技に採用されたスケートボードや３人制バスケットボール「３Ｘ３」などが県内でも人気を集め始めている。スケボー女子ストリートでは富山市の中山楓奈選手（１６）（龍谷富山高１年）が銅メダルを獲得。関係者らは「五輪効果で競技仲間が増えたり、練習環境が整備されたりすればうれしい」と期待する。

　「次は俺の番ね」「イエーイ」「かっけえ」

　同市婦中町下轡田の市ストリートスポーツパーク「ＮＩＸＳスポーツアカデミー」で６日、小学生から５０歳代までのライダーたちが技を見せ合っていた。同市立光陽小６年の西村和穂君（１１）もその一人。「五輪で中山さんがメダルを取ったことに刺激を受け、練習を頑張ろうと思った」と汗をぬぐった。

　同パークによると、五輪前の平日の利用者は３０人前後だったが、７月２６日に中山選手が銅メダルを獲得すると、１日の利用者が４０人を超える日も出てきた。見学する中高年の夫婦の姿も増えたという。同市婦中町速星の会社員片山敬介さん（５１）は「小学３年の娘が五輪を見て競技を始めたいというので、２年ぶりに滑りに来た」と話す。

　パークの柴田隆文所長（６２）は「利用客層も変わり、お子さん連れの家族が見えるようになった。間違いなく五輪の効果だろう」と推測する。

　高岡市下伏間江の「ムラサキスポーツ　イオンモール高岡店」では、五輪の開幕に合わせてスケボー売り場を人目に付きやすい入り口付近に移動。スケボー用品の売り上げが前年同期比で倍増した。

　同店は中山選手と選手契約を結び、道具の修理やメンテナンスなどで支えてきた。大会後には従業員らが花束を贈り、祝福したという。井上満店長（４７）は「中山さんや日本人選手の活躍を見て来たという人が増え、ありがたい」と喜ぶ。

　富山市は今年３月、競技普及に向けて「３Ｘ３バスケットボールコート」を整備した。市体育協会によると、月に約３００人が利用する。市スポーツ健康課の秋俊浩課長は「国際基準を満たしているコートなのでぜひ使ってほしい」と呼びかける。

　高岡３Ｘ３バスケットボール振興協議会の事務局を務めるヨシエスポーツの吉居正社長（７０）は「富山県には３Ｘ３の潜在的な土壌がある。今後もイベントなどを通して社会人などにもアピールしていきたい」と意気込む。

　新競技に沸いた東京五輪は８日、閉幕する。