日本の古典「天皇を日本の主に任命したのは第六天魔王で守護してるのも魔王」高市どういうことだよ。神じゃなかったのか

1 : 2025/12/17(水) 18:21:09.75 ID:sPHKJOaG0

太平記　16巻の19

そもそも、日本の国が開けた初めを尋ねると、天と地が分かれ、天地人が現れて、人間の寿命が二万歳になった時に、伊弉諾、伊弉冉の二人の神が男神女神となって地上に下られ、一女三男をお産みになった。
一女というのは天照大神、三男というのは月の神、蛭子、素戔嗚尊である。第一の御子、天照大神がこの国の主となって、伊勢国御裳濯川のほとり、神域の下流の岩に神としてお降りになった。
ある時は本来の神に返って無数の国々の人々に利益を与えられた。これが菩薩が世を救うために仏身を現す、成道ということである。
この時第六天の魔王が集まって、この国の仏法が広まったならば、魔力が弱まって力を失うだろうと考えて、その衆生救済を妨げようとした。そこで天照大神は、その妨げを止めるために、私は仏法僧に近づかないという誓いを立てられた。
これによって魔王は怒りを収めて、全身から血を流し、
「未来永劫に天照大神の子孫である者を、この国の主としよう。もし王命に背く者があって国を乱し民を苦しめたならば、十万八千の眷属が朝夕飛び来たって、その罰を行い、命を奪うだろう」と固く誓約を書いて天照大神に差し上げた。
今の三種の神器の八尺瓊勾玉の話はこのことを言っている。
実際に、内宮外宮の様子は、他の神社と異なり、垂れ幕に神の本来の姿である鏡を掛けず、念仏、読経することを止め、僧尼の参拝も許されていない。これら全てのことは当社が神の約束を違えず、衆生救済の方法を内に持ち続けているということであろう。

十九　日本朝敵の事 : 「太平記」読み～その現実を探りながら～現代語訳付き
そもそも、日本の国が開けた初めを尋ねると、天と地が分かれ、天地人が現れて、人間の寿命が二万歳になった時に、伊弉諾、伊弉冉の二人の神が男神女神となって地上に下られ、一女三男をお産みになった。一女というのは天照大神、三男というのは月の神、蛭子、...
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