【高市悲報】Z世代「Tiktokやショート動画で情報収集して選挙行った！ソース？知らねえよw」

【独自】Z世代の約5割、投票判断は「ショート動画」のみ　真偽確認せず投票する実態も
11/30(日) 9:15配信 現代デジタル社会新聞
若者の政治参加に関心が集まる中、Z世代（10代後半～20代中盤）の投票行動に関する調査結果がまとまった。
調査によると、直近の選挙においてZ世代の49.8%が、YouTubeショートやTikTokなどの「60秒未満の縦型動画」の情報のみを参考にして投票先を決めていたことが分かった。また、その情報の真偽を「一次情報や他メディアで確認しなかった」と回答した層は6割を超えており、短尺動画への依存度の高さが浮き彫りとなっている。

「文字情報は追わない」傾向
調査は、民間調査機関「未来メディア総研」が、先日の選挙で投票を行った全国の18歳～26歳の男女2,000人を対象にインターネットで実施した。

「投票先を決める際に主として参考にしたメディア」への回答では、約半数が「TikTok、YouTubeショート、Instagramリール」を選択。テレビのニュース番組（15%）や新聞・Web記事（10%）を上回り、ショート動画が主要な情報源として定着している現状が示された。
都内の私立大学に通う男子学生（21）は取材に対しこう話す。 「選挙公報や政策集などの文字情報は分量が多く、追う気になれない。TikTokなら要点が1分以内にまとまっており、候補者の雰囲気も掴みやすい。それで十分だと判断した」

コメント欄を「答え合わせ」に利用
課題となっているのは情報の「検証」プロセスだ。
ショート動画を参考にした層に対し、「動画の内容が事実に基づいているか、検索やニュースサイトで確認したか」を尋ねたところ、62.4%が「確認していない」と回答した。
確認しなかった理由として目立ったのが「コメント欄の反応」への信頼だ。全体の45%が「コメント欄で多くの人が賛同していたため、正しいと判断した」としている。

神奈川県の専門学校生（19）は、「コメント欄を見れば、その情報の信憑性はおおよそ推測できる。批判が少なく、『いいね』が多い情報は基本的に信じている。自分で検索して調べるのは時間がかかる」と述べた。

「雰囲気」による投票への懸念
この結果について、ネットメディア論に詳しい成城情報大学の佐藤隆教授は、アルゴリズムの影響を指摘する。
「ショート動画プラットフォームでは、感情を刺激する内容や、分かりやすく断定するコンテンツが拡散されやすい傾向にある。政策の具体性よりも、動画の編集テンポや『切り抜き』の面白さで投票先が選ばれるようになれば、選挙戦がイメージ戦略に終始する恐れがある」

また、佐藤教授は情報の偏りについても言及した。 「特定の傾向の動画を視聴し続けることで、AIが類似の情報ばかりを表示する『フィルターバブル』現象が起きやすくなる。利用者は多角的に情報を得ているつもりでも、実際には偏った情報環境に置かれている可能性がある」

デジタルネイティブ世代の政治参加意欲は重要だが、情報の取捨選択におけるリテラシー教育の必要性が改めて問われる結果となった。

（現代デジタル社会新聞 編集部）

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