岐阜県警が全面敗訴。風力発電反対派の個人情報を中部電力子会社のシーテックに渡す

風力発電施設建設巡り岐阜県警が反対派住民の個人情報を収集・事業者へ提供、違法判決…名古屋高裁

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240913-OYT1T50106/

岐阜県内での風力発電施設の建設を巡り、県警大垣署が反対派住民の個人情報を収集して事業者に提供したのは違法だとして、住民４人が県と国に計４４０万円の損害賠償や情報の抹消を求めた訴訟の控訴審判決が１３日に名古屋高裁であった。長谷川恭弘裁判長は情報収集・提供活動を違法と認定し、県に情報の一部抹消と計４４０万円の支払いを命じた。

判決によると、同署の警察官は２０１３～１４年頃、住民らの氏名や市民活動歴などについての情報を集め、風力発電施設の建設を計画していた中部電力子会社の「シーテック」（名古屋市）に提供した。

　２２年２月の１審・岐阜地裁判決は、情報提供活動を違法とした一方、収集活動については「反対運動が公共の安全と秩序の維持を害する事態に発展する危険性に備え、必要性があった」などとして違法性を否定したが、長谷川裁判長は「原告らが公共の安全や秩序に悪影響を及ぼすとは認められない」と指摘。「原告らの活動を妨害する目的で情報を入手しようとしており、不偏不党を求める警察法に反している」と述べ、収集活動も原告らのプライバシーを侵害しており違法だとした。

　長谷川裁判長はまた、警察法に基づいて行われている警察の情報収集活動について、「活動が全て否定されるものではない」とする一方、「どのような場合に、どのようなものが収集、保有の対象となるのかなどについて、具体的な法律上の根拠があることが望ましい」と述べた。収集された個人情報については「正当な行政目的の範囲を逸脱し、第三者に開示される具体的現実的な危険が生じている」として、抹消を命じた。

あとすぐに壊れて修理費何億円

やーさんとズブズブやん

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