【ジャップロックの系譜】現代日本語ロック論争、「情念」の”ジャックス”と「記号」の”はっぴいえんど”、真の元祖はどっちだ?

1 : 2026/01/05(月) 00:55:05.49 ID:gph4iUxm0

https://news.yahoo.co.jp/articles/0512309eb27bfdca12161b0ff8b87b90662e77ae

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日本語はロックのリズムに乗せられるのか――いわゆる「日本語ロック論争」は今や歴史上の出来事に近くなってきた。

この論争のきっかけは、細野晴臣、大滝詠一、松本隆、鈴木茂から成るバンド、はっぴいえんどのファースト・アルバム「はっぴいえんど」(URC/1970年発売) が、NMM(ニューミュージック・マガジン)誌選定の「第2回日本のロック賞」(1971年4月号)を受賞したことに遡る。同誌5月号の特集「日本のロック情況はどこまで来たか」の座談会で、“永遠の不良ロッカー”内田裕也がその受賞に咬みついたのである。

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日本語はロックにのるか否か
内田の個人的な憤懣も論争の発端にはなっているが、はっぴいえんどの松本隆、大滝詠一も参加したこの座談会で最も注目を集めたのは、「日本語はロックにのるか否か」というテーマだった。

「なんか普段話しているような言葉がそのまま歌になって、バッチリ乗ってるってとこが、すごくいいよね」(ミッキー・カーチス/ミュージシャン)

「欠点はあるけど、とにかく、日本語もロックのリズムに乗るということを証明してくれただけでもすごく大きい」(福田一郎/音楽評論家)

「言葉が聞き取りづらいという欠点もあるし、完全に日本語をロックに消化しているとはいえないだろうな」(折田育造/レコード会社ディレクター)

「歌詞とメロディとリズムとのバランスというかね、日本語とロックとの結びつきに成功したといわれているけど、そうは思わない」(内田)

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はっぴいえんどの革新性
1950年代後半から1960年代前半にかけて、在日米軍基地から滲みだしてきたアメリカ産ティーンポップやエルヴィス・プレスリーに象徴されるロックン・ロール(ロカビリー)は、翻訳・翻案されて和製ティーン・ポップとして人気を集めたが、これは日本語だった。ビートルズなどに触発されて1960年代中盤から1970年代初めにかけて醸成されたGS旋風を巻き起こしたバンドも基本的に日本語で歌った。コンサート(当時は「ライヴ」とは言わなかった)では、英語で原曲をカヴァーするもあったが、録音されたものの多くは英語から翻案された訳詞だった。つまり、1950年代〜60年代に米英から移入されたポップス、ロックン・ロールの大部分はハナから日本語だったのである。

当時しばしば語られた「英語ロック派」の論拠はこうだ。日本語は一音一拍でシラブル(音節)が長く、英語のような強弱アクセントがないため、ビートに乗せにくい。とりわけ16ビートやブルース進行には馴染まない。だから英語で歌うべきだ――。

しかし現実には、日本語の韻律を工夫すればロック的なリズムに乗せることは十分可能だった。松本隆の詞はその好例だ。はっぴいえんどのファースト・アルバム(通称「ゆでめん」)収録の「春よ来い」「12月の雨の日」といった曲は、日本語の語感を尊重しながら、ロックのビートに違和感なく乗せている。松本は、書いた詞を、ローマ字に変換して音韻を整えたというが、アヴァンギャルドなフォーク歌手・遠藤賢司の歌い方にヒントを得て独自の歌唱法を編み出した大滝の技巧も無視できない。

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了)

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9 : 2026/01/05(月) 00:55:27.48 ID:gph4iUxm0
ジャップロックサンプラー・トップ50(ジュリアン・コープ選)

1. フラワー・トラベリン・バンド『SATORI』(Atlantic, 1971) :
2. スピード・グルー&シンキ『前夜-イヴ-』(Atlantic, 1971)
3. 裸のラリーズ『Heavier Than A Death in The Family』(Ain’t Group Sounds, 1995)
4. ファー・イースト・ファミリー・バンド『多元宇宙への旅』(Columbia/ Land, 1976)
5. J・A・シーザーと悪魔の家『国境巡礼歌』(Victor, 1973)
6. LOVE LIVE LIFF + ONE『Love Will Make A Better You』(King, 1971)
7. 佐藤充彦とサウンドブレーカーズ『恍惚の昭和元禄』(東芝Liberty, 1971)
8. 芸能山城組『恐山』(Victor/Invitation, 1976)
9. 小杉武久『キャッチ・ウェイブ』(CBS Sony, 1975)
10. J・A・シーザーと悪魔の家『邪宗門』(Victor, 1972)
11. ファーラウト『日本人』(Columbia/DENON, 1973)
12. 裸のラリーズ『Blind Baby Has Its Mothers Eyes』(Japanese Rock, 2003)
13. 東京キッドブラザース『書を捨てよ街へ出よう』(Victor, 1971)
14. ファー・イースト・ファミリー・バンド『NIPPONJIN』(Vertigo, 1975)
15. スピード・グルー&シンキ『スピード・グルー&シンキ』(Atlantic, 1972)
16. ピープル『Ceremony – Budda Meets Rock 仏教とロック』(テイチク, 1971)
17. ブルース・クリエイション『悪魔と11人の子供達』(Columbia, 1971)
18. フラワー・トラベリン・バンド『メイド・イン・ジャパン』(Atlantic, 1972)
19. Karuna Khyal(カルナ・カヤール)『ALOMONI 1985』(Voice, 1974)
20. 裸のラリーズ『溺れる飛べない鳥は水羽が必要 (YODO-GO-A-GO-GO)』(10th Avenue Freak Out, 2005)
21. 佐藤充彦&ニューハード・オーケストラ『邪馬台国』(東芝Far East, 1972)
22. マジカル・パワー・マコ『マジカル・パワー』(Polydor, 1974)
23. タージ・マハル旅行団『Live Stockholm July, 1971』(Drone Syndicate, 1998)
24. マジカル・パワー・マコ『ジャンプ』(Polydor, 1977)
25. クニ河内とかれのともだち『切狂言』(King/London, 1970)
26. ブラスト・バーン『DEBON』(Voice, 1974)
27. 石川晶とカウント・バッファローズ『ウガンダ』(東芝, 1972)
28. フラワー・トラベリン・バンド『エニウェア』(Philips, 1970)
29. J・A・シーザーと四瑠舞『身毒丸』(Victor, 1978)
30. 外道『外道』(Trio Record/Showboat, 1974)
31. 裸のラリーズ『December’s Black Children』(Not on label, 1989)
32. だててんりゅう『1971』(Dragon Freak, 1996)
33. イースト・パイオニック・シンフォニア『イースト・パイオニック・シンフォニア』(L.A.M. Record, 1976)
34. ツトム・ヤマシタ&佐藤充彦『ものみな壇ノ浦へ』(Columbia, 1971)
35. タージ・マハル旅行団『July 15, 1972』(CBS Sony, 1972)
36. 一柳慧『オペラ横尾忠則を歌う』(The End, 1969)
37. タージ・マハル旅行団『August 1974』(Columbia, 1974)
38. 青蝕器『organs of blue eclipse (1975-77)』(シワ, 2005)
39. 湯浅譲二『舞踏劇のための音楽』(Omega Point, 2004)
40. グループ音楽『Music For Group Ongaku』(Rare Sound Art, 1996)
41. ファー・イースト・ファミリー・バンド『地球空洞説』(Columbia/MU Land, 1975)
42. ジャックス『ジャックスの世界』(東芝Express, 1968)
43. 3/3『さんぶんのさん』(LLX, 1975)
44. ブルース・クリエイション『白熱のブルース・クリエイション』(URC/Kitty, 1989)
45. オムニバス『幻野』(URC/創世記レコード, 1971)
46. 一柳慧/マイケル・ランタ/小杉武久『IMPROVISATION SEP, 1975』(Iskra, 1975)
47. 五つの赤い風船『New Sky』『Flight』(URC, 1971)
48. ○△□『まるさんかくしかく』(private press, 1973)
49. 四人囃子『一触即発』(東宝/TAM, 1974)
50. ヘルプフル・ソウル『ソウルの追求』(RCA Victor, 1969)

17 : 2026/01/05(月) 00:57:23.57 ID:mnqkmZkb0
日本語はロック向きではない
だからよく英語を入れてる
18 : 2026/01/05(月) 00:58:35.13 ID:ZyqSbWk90
わりとマジで坂本九が日本のロックの初代だと思ってるわ
19 : 2026/01/05(月) 00:58:41.19 ID:0qeh7w350
でもサザンの力は認めざるをえないよね
20 : 2026/01/05(月) 00:58:59.31 ID:gq8RZT0+0
ジップロックじゃねえのかよ
21 : 2026/01/05(月) 01:00:19.09 ID:/ihDYB1G0
ジャックスが元祖だったとしても日本の音楽史にははっぴいえんどの方が重要
メンバーのその後経歴差が違いすぎる
22 : 2026/01/05(月) 01:00:33.10 ID:S45v7aFF0
ゴダイゴが過小評価されすぎだと思う
23 : 2026/01/05(月) 01:00:41.49 ID:mnqkmZkb0
英語は単語で区切ってるからリズムに乗せやすい
29 : 2026/01/05(月) 01:12:38.82 ID:aEDd4BCM0
>>23
今の藤井風がそうだもんな
日本語だと冗長になる言い回しも英語だと単語1つで済むからと
24 : 2026/01/05(月) 01:01:46.36 ID:v3AQAH4M0
おいおい、キャロルを忘れてねえか
30 : 2026/01/05(月) 01:20:25.83 ID:gph4iUxm0
>>19
>>24
どっちも日本語で歌ってるとは言い難い
25 : 2026/01/05(月) 01:02:46.06 ID:1219GaUo0
ジャップとか言って軽蔑してるくせに何で聞いてるんだよ
26 : 2026/01/05(月) 01:03:39.85 ID:B6oVQL8N0
ずうとるびでは
27 : 2026/01/05(月) 01:05:17.81 ID:T84+N+wn0
スパイダースに決まってんだろ
なんでこの手の話題ってGSが無視されんの?
32 : 2026/01/05(月) 01:23:14.96 ID:gph4iUxm0
>>21
>>27
思想がロックではない
28 : 2026/01/05(月) 01:05:19.27 ID:2q4Ofjq90
桜玉吉の漫画で名前が出てくるバンド以上の事は知らないジャックス
31 : 2026/01/05(月) 01:22:38.24 ID:2wHESUa20
>>1
大瀧詠一は何十年もこの研究を続けて晩年の結論は

明治の「蛍の光」の時からすでに洋楽に日本語歌詞をつけてて
違和感→慣れ→違和感→慣れを今も繰り返してるんだと

だから日本語ロックだって
エルビスを模倣した平尾昌晃やビートルズを模倣したグループサウンズという先達がいると言ってた

日本語歌詞を英語風に歌う元祖も大瀧と言われてるが
本人はディックミネのほうが先だと言ってる

33 : 2026/01/05(月) 01:27:18.85 ID:gph4iUxm0
>>31
日本語歌詞を英語風に歌うのは、単純にダサく聴こえるからロック的になし
35 : 2026/01/05(月) 01:42:34.77 ID:2wHESUa20
>>33
でも日本語ロックの大半は英語風だよな
昔ヒロトは英語っぽく歌うのは大事な歌詞が聞き取りにくくなるから勿体無いと言ってたけど
それほど多いってことだよな
ロックに限らずポップでもラップでも多い
34 : 2026/01/05(月) 01:34:14.02 ID:piMqnGIz0
日本語ロックの元祖云々かんぬん置いといて
単純な音楽として見るとはっぴいえんどって退屈なんだよね
日本語をロックのリズムにどう載せるかに終始してて
肝心の音の実験はおざなりって言うか
ジャックスの方が純粋に音楽としては面白いわな

コメント

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