英国首相「中国が安全保障上の脅威だとしても、上手く付き合って行くのが国益に繋がる。恐怖の幻想に惑わされてはいけない」

https://www.bbc.com/news/articles/c3w7xenlnp1o

サー・キール卿はロンドン・シティで行った演説で、中国政府反対派、特に元保守党党首のイアン・ダンカン・スミス氏が主張する「孤立主義」を否定した。
彼らは中国を敵として扱うべきだと主張している。

しかし、中国が「技術、貿易、そして世界統治における決定的な力」である以上、中国との関係をうまく進めなければ「職務怠慢」に当たると首相は述べた。

同氏は、中国が「国家安全保障上の脅威をもたらしている」という「現実」を認識しつつも、慎重な関係を築くことで、
国際舞台における英国のリーダーとしての地位が強化され、英国の国益の確保につながると述べた。

「それどころか、長年にわたり、私たちは熱くなったり冷めたりしてきました」と彼は言った。「黄金時代があったのに、それが氷河期に変わってしまったのです。私たちはこの二者択一を拒否します。」

「ですから、私たちの対応は恐怖に駆られたり、幻想に惑わされたりすることはありません。力強さ、明晰さ、そして冷静な現実主義に基づいたものになるでしょう。」

初期は脅威の幻想にとらわれていたわけだな