舘ひろしが刑務所を訪問。「ただ立ってジャンプしても跳べない。1回沈み込んでジャンプする。その沈み込みが挫折だと思う」とエール

舘ひろしさんが映画ロケ地の刑務所訪問、受刑者にエール…「歩き方を参考にして撮影した」など秘話も

富山県内などでロケが行われた映画「港のひかり」（公開中）で主演を務めた、俳優の舘ひろしさん（７５）が１９日、ロケ地となった富山市西荒屋の富山刑務所を訪問し、受刑者に励ましの言葉を贈った。
２人は刑務所の体育館で、受刑者２２５人を前に講話。舘さんは冒頭、「台本にはなかったが、（受刑者の）歩き方が印象的だったので参考にして歩くシーンを撮った」と秘話を披露した。
刑務所長から、挫折した経験を問われると、舘さんは大学受験に２度失敗したこと、笹野さんは演出家から「主役をやれると思うな」と言われたことを挙げた。
舘さんは「ただ立ってジャンプしてもそんなに跳べない。１回沈み込んでジャンプする。その沈み込みが挫折だと思う」と語り、笹野さんは「脇（役）で日本一になればいい。器用なのを武器にカメレオン俳優だと売り込もう」と気持ちを切り替えたと明かした。
締めくくりに、舘さんは「出所を待つ家族や友人のため、本当の意味で強くなって」と渋い声で、受刑者にエールを送った。

舘ひろしさんが映画ロケ地の刑務所訪問、受刑者にエール…「歩き方を参考にして撮影した」など秘話も

【読売新聞】　富山県内などでロケが行われた映画「港のひかり」（公開中）で主演を務めた、俳優の舘ひろしさん（７５）が１９日、ロケ地となった富山市西荒屋の富山刑務所を訪問し、受刑者に励ましの言葉を贈った。（原中翔輝） 映画は、小さな漁村

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